いきものがかり楽曲調査レポート

みなさんこんにつぁー、こうじゅんです。今日はですね、いきものがかりの楽曲について簡単な調査をしましたので、ここに記そうと思います。「今日はですね」と始めましたが、このはてブロは完全不定期更新ですけどね。

 

レポートの概要

2021年6月15日現在、いきものがかりがデビューしてから発表している楽曲全149曲(こうじゅん調べ)を対象に音楽的な簡易な調査をしたのでここにまとめます。専門家ではないのでお遊び的なものです。多少誤りもあろうと思うので、「へぇ~そうなんだぁ~」と軽く捉えてください。また、当ブログではメンバー名を水野、吉岡、山下と敬称略で表記します。予めご了承ください。

調査方法

公式サイトより楽曲の情報を収集した他、耳とリズム感を用いて曲の調性(キー)とBPM(←マジでこれ自信ない)をまとめてExcelにまとめました。ファンの間では常識の範疇ではあると思いますが、作詞作曲担当者、カップリング、収録アルバム等の情報も合わせて表にしてみました。

公式サイト

ikimonogakari.com

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調査結果

作曲者の割合

まずは、作曲者についての調査結果を扱います。いきものがかりはアーティスト内に作曲者がいるので、いわゆる地産地消的な活動ができるわけであります。いきものがかりは三人組(今夏一人脱退しますが)なので、もちろん作曲者も三人います。メジャーデビュー後にリリースされた全楽曲のうちで、だれがどれを担当したのか、その内訳を以下に示します。

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さて、見て分かるとおり男子メンバー(水野、山下)の楽曲が大半を占めます。「いきがか」とは三人名義での作曲を指します。最も多いのは水野作曲の69曲です。いきものがかりの楽曲の半数近くを彼の楽曲で賄っています。彼はされに何十曲も他所に楽曲提供している事実を踏まえると、世に出回っている彼の楽曲は100曲近くなるでしょう。さて、気になるのは山下曲の割合。体感的に水野曲:山下曲=6:4くらいのイメージがありますが、実はあまり曲数に差はないのです。アルバム曲やシングルB面曲の担当が多いため、少ない様に感じてしまうのでしょう。ちなみに山下曲が最も多く収録されているのは4thアルバム「ハジマリノウタ」であります。吉岡曲は、3rdアルバム「My song Your song」のアルバム曲「僕はここにいる」をきっかけにアルバムごとに1~2曲ほど作曲を担当しています。メンバーが一人脱退することで、今後の作曲数もあがったりするのでしょうか?今後の動向も気になりますね。三人の共作は集牧後の「太陽」が初めてで、先日リリースされた「今日から、ここから」と合わせて二曲が該当します。後者はいきものがかりの楽曲を編曲している亀田さんも楽曲制作に深く携わっていますが、便宜上三人の共作として扱いました。

楽曲の調性

 次に、いきものがかりの楽曲の調性をまとめたので以下に示します。

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最多はEキー、次点でDキーでした。Eキーの曲には「コイスルオトメ」や「風が吹いている」が、Dキーには「笑顔」や「KIRA★KIRA★TRAIN」が挙げられます。「じょいふる」や「ブルーバード」などのノリノリの曲の多くはマイナー調でしたが、もちろん「くちづけ」や「ニセモノ」などのダークな曲もしっかりマイナー調です。マイナー調最多はDmキーで「YELL」や「Sweet!Sweet!Music!」等が該当します。ちなみに、少数派であるBbキーは「ぼくらのゆめ」が初出で、いきものがかり的には新しい雰囲気を漂わせます。

考察

 独り言的ないきものがかりの楽器調査の結果をまとめてきました。今回の調査を踏まえると、今までのいきものがかりの楽曲の大半は水野曲が半数近くを占めており、アルバムやシングルを購入しないと他メンバーの曲と触れ合う機会が少ない傾向にあると考えられます。もったいない現実ですね。

楽曲の調性に関しては、多くの曲がメジャースケールであり、いきものがかり特有の明るい前向きバンド感の裏付けがなされていますね。一方、ダークな雰囲気の曲(こういうの大体山下曲)もアルバムやライブでは他曲と差別化を図るアクセントになっているので、「ありがとう」とか「YELL」しか知らない人からすると意外性があるかもしれません。

まとめ

メンバーに作曲できる人が複数人いるバンドは、一人しか作曲できる人がいないバンドよりも、曲のウェットが富んでおり、それはある種の『強み』になると思います。そのバンドの寿命云々や音楽的な理論、成果ではありません。単純に同一人物による曲を並べるよりもバンド的な『彩り豊か』に見える、そう考えるのです。

あ~本当は調査がしたかっただけで、まとめは深く考えていなかったから着地点が見えないよ~。